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NY原油、イラン情勢、ドル安受け再び上昇へ
 6日のNY原油相場は、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で2.74ドル上昇して1バレル90.23ドルとなった。イランと米政府の厳しい交渉や、ドル安、中国経済成長の力強さが予測されたことで、再び高騰を示している。

 先週にはNY原油相場は1バレル99ドルを超えていたが、5日には1バレル88ドルにまで下落を示していた。また全米自動協会(AAA)によると、ガソリン販売価格は一ガロン3.034ドルとなり、穏やかな減少を示している。

 アナリストらはNY原油相場が下落に向かえば、ガソリン価格もそれに連動して下落していくと予想している。原油価格は、ライス米国務長官が欧州およびロシアに対し、イランウラン濃縮計画停止に圧力をかけるように促進したことで、米国とイランの緊張感の高まりが示唆され、上昇に転じたと見られる。欧米諸国とイランの外交関係の摩擦が中東諸国からの原油供給削減につながらないか懸念が高まっている。

 6日は対ユーロドル安も進んだことも原油価格上昇に寄与した。またOECD(経済協力開発機構)が今年の中国経済成長率が11.4%となると予測し、当初の予測値10.4%から上方修正したのも原油価格高騰要因となった。5日には、石油輸出国機構(OPEC)が原油増産を見送りしている。
 
 その他6日に取引されたNY原油製では灯油先物が5.57セント上昇して1ガロン2.545ドル、ガソリン先物が8.43セント上昇して1ガロン2.3013ドル、天然ガス先物が14.5セント上昇して千立方フィートあたり7.33ドルとなった。米エネルギー省は先週一週間で天然ガス在庫が880億立方フィート減少したと発表した。なお、ブレント原油先物価格は6日、ICEフューチャーズ取引所で1.69ドル上昇して1バレル90.18ドルとなった。

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